2021年9月は1ヶ月間株価がダラダラ下がっていてモヤモヤする一月でした。
株価だけならまだしも債券ETFもゴールドもさがってしまい、う~んこのって感じでした。
私は今年の2,3月に狼狽売りを反省してアセットアロケーションに関する考え方をもう一度見つめ直し、
【VT】(全世界株式)をベースの半分以上に据え、
【VGLT】(米国長期国債)と【GLDM】(ゴールド)を精神安定剤として添え、
インカム欲しさに【VYM】(米国好配当)
というオーソドックスなものに組み替えました。
(まぁ未だに【GINN】や【ICLN】などのテーマ系ETF等も楽しみとして多少残していたりします)
しかし手堅くしたところで長期金利の上昇というのは残酷なもので、
株式、債券、ゴールドと分散した資産全てを押し下げてしまいました。
(いつか来るとは思っていたが実際に直面すると悲しい)
精神安定剤が効かず精神不安定にみたいな感じ。
VGLT…バンガード・米国長期国債ETF
★GLDM…SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(チャートではGLDですが保有してるのはより経費率の低いGLDM)
※★付きは楽天証券での買付手数料が無料
国債金利上昇という低リスク資産のリターンが増えれば株式の魅力は下がってしまいますし、
国債の金利(利回り)が上昇したということは債券価格の下落を意味するので債券ETFも下落しますし、
新たな価値を産まないゴールドも相対的に魅力が下がってしまいますから
全部下落は仕方がありません。
過去の長期金利上昇相場を見ていくと長期金利が上がりつつも株価も上昇していますから、
長い目で見ればこれくらいでオロオロするなと言えるかと思います。
ただ株価が上がるのは世界の景気が良くなっていけばですが。
今は中国の恒大集団を中心とした不動産デベロッパーの経営問題が不安要素。
中国の景気後退で消費意欲が減ればそれは日本を含めた世界に波及しそうな気がします。
中国以外でも不動産価格の高騰でバブルではないかと懸念がでていますから世界はいつも不安定ですね。
オロオロ
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