実はそんなに多くない?ゲーム中のGPU VRAM使用量

ゲーム中のPCの状態を確認するためにMSI Afterburner(以降「アフターバーナー」)は広く利用されていると思います。

そこで表示されているVRAMの数値が、実は実際に利用しているものとは異なるそうです。

 

参考にした記事(英文):MSI Afterburner can now display per process VRAM!

 

従来の使用VRAMの確認の仕方

 

従来のやり方では、ゲーム中のVRAM消費量は

 アフターバーナーの「Stteings>モニタリング>メモリ使用率」にチェックを付けて、

 「オンスクリーンディスプレイでの表示」をチェックをつける

ことで表示させることができました。

 

 

しかしここで表示されているVRAMは割り当てられたVRAMの量であり、

実際のVRAM使用量は一回り少ないという話です。

 

 

新しい使用VRAMの確認の仕方

 

説明をする前に、あらかじて断っておきたいことがあります。

情報源が1人のため、これも正しいかどうかは断言できません。

ただ、おそらく今までよりも近い数値が表されているといいな的な感じで紹介します。

 

 

アフターバーナーの設定方法

1.「MSI Afterburner 4.6.3 Beta 2 Download」から最新のβ版をインストールする。

 

2.アフターバーナーのSettingsを開き、

 「モニタリング」タブ内の「アクティブハードウェア監視グラフ」の右側の「…」をクリックし、

 「GPU.dll」にチェック✔をつけて、【OK】をクリックする。

 

3.監視するグラフ一覧を下にスクロールしていくと、これまでなかった様々な項目が追加されています。

 その中から今回使用するのは最下部にある「GPU dedicated memory usage」と「GPU dedicated memory usage \process」の2つです。

 前者は「GPUのメモリ使用量」、後者は「プロセス(ゲーム)のGPUのメモリ使用量」を表します。

 それぞれの名前にチェック✔をつけて、「オンスクリーンディスプレイでの表示」にもチェック✔をつけます。

 

これで準備完了です。

 

 

ゲームを起動して確認してみよう

ファイナルファンタジー15 単体

こちらがファイナルファンタジー15(フルHD・高画質程度)実行時の情報です。

GPUのメモリー情報は「MEM」の行に表示されています。

 

 

左から順に、

・1つ目は、従来のVRAM使用量を表す「メモリ使用率」(灰色) ※率というよりは量

・2つ目は、「GPU dedicated memory usage」(黄緑色)

 ※こちらもVRAM使用量を表しますが、従来のメモリ使用率とは少し数値が異なります。

・3つ目は、「GPU shared memory usage」 ※GPU共有メモリ使用量ということで不明。

・4つ目は、「GPU dedicated memory usage \process」(赤色)

 ※このゲームが実際に使用しているVRAMの量を表しているハズです。

・5つ目は、「GPU shared memory usage \process」 ※3つ目同様、共有メモリということで不明。

 

注目するべきは、実際のVRAM使用量を表していると思われる、左から4つ目(右から2つ目)の赤色の数字となります。

 

これまでVRAM使用量は4.6GBの方かと思われていましたが、実際には2.5GBしか使用していない可能性があります。

実に1.87倍ものVRAMを割り当てられていた考えると、VRAM不足を気にしすぎる必要はないのかもしれません。

 

※画質や解像度を上げればもっと増えていくので数値は参考程度に。割当と使用量との差が重要です。

 

 

Civilizaton Ⅵ 単体

VRAMの割当量3.6GBに対して使用量2.9GBに対してなので、1.27倍が表示されていました。

 

 

FF15とCivilization Ⅵを同に起動させてみる

FF15とCiivlization 6を同時に起動させているときの情報がこちら。

合計のVRAM割当量は7.5GBですが、

それぞれのゲーム単体での使用量はFF15 2.5GB、Civ6 2.8GBとなっています。

 

「GPU shared memory usage \process」というだけあり、

プロセスごと(ゲームごと)のVRAM使用量が表示されていることが確認できます。

 

■FF15

 

■Civilization 6

 

 

今回の調査での反省

 

これまでゲームに必要なVRAMは、もはや8GBでも足りない時代が来ていたと認識していました。

しかし今回2つのゲームで試した結果では、

実際のVRAM使用量より20%~80%も多く割り当てられていたことから、

実はそこまで多くのVRAMは必要ないのではないかと思い直すようになりました。

 

最近ではRTX3000番台が発売されたとき、

RTX3070のVRAMが8GB、RTX3080が10GBなのは少なく感じ、

もう数GBずつ欲しいなと考えていました。

しかし実際には20%以上少なくても問題ないならば、このVRAM容量は妥当と言えるかもしれません。

 

 

ただし「ゴーストリンコン ブレイクポイント」のようにRTX3070では4K解像度でVRAM不足に陥り、

スコーンとfpsが落ちるものもあるため、RTX3070で4K運用は確実ではないようです。

参考記事:2080 Tiに匹敵するのはホントか? GeForce RTX 3070を検証する(PC Watch)

 

 

その他、記事を作成する上で参考にしたものと同じ執筆者が、VRAMが10GBで良い理由を解説している記事もあります。

非常に難解ですが、興味があれば以下のリンクから読んでみてください。

こちらでも、アフターバーナーとは別の方法で表示した実際のVRAM使用量は、割当量の半分もないという解説をしています。

 

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    とても参考になりました

    pcwatchのRTX3070のブレイクポイントのフレームレートは、
    計測ミスか何かじゃないかと思うんですよね。。。。

    瞬間的なミニマムFPSがあれだけ低くなったということならまだ理解できるんですが、
    海外のサイトとかのベンチ結果を見ても2080super(vram8GB)でもっと高いフレームレートが出てるので
    アベレージであんなに低いFPSだとはとても思えず。
    (設定が違うのかもしれないですが)

    • ヨウ より:

      そうなんですか
      多少設定が違うとして、それで問題ないのならあまり気にする必要はないのかもしれませんね

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