話題の「グロ3」はどの資産がリターンを出しているのか?

ネット上でリターンが凄いと話題の「グローバル3倍3分法ファンド」ですが、一体どの資産クラスがリターンを出しているのか疑問だったので調べてみました。

ファンドのマンスリーレポートをチェック

まずは最新(2019年11月29日)のマンスリーレポートをチェックし、設定来(2018年10月4日)からのリターンを見てみます。

ファンド組入内容設定来リターン
資産資産の内訳組入比率増減割合資産別合計
株式日本株式先物19.7%170.17%366
海外先進国株式19.6%2152.15%
海外新興国株式19.5%1341.34%
不動産投信
(リート)
日本リート19.4%5875.87%884
海外先進国リート19.8%2972.97%
債券日本国債先物39.7%660.66%1691
米国国債先物39.0%3393.39%
ドイツ国債先物39.0%3693.69%
イギリス国債先物38.9%3803.80%
豪州国債先物39.2%5585.58%
債券先物取引証拠金等の為替要因-21-0.21%
信託報酬等その他その他-81-0.81%-81
合計293.8%286028.60%2860
現金 その他21.7%

上の表が見づらい場合は、下の画像をクリックすると拡大表示できます。

グローバル3倍3分法ファンド」の出典:マンスリーレポート(2019年11月29日) – 日興アセットマネジメント
上記の表はこちらを元にデータを再編集したものです。

リターンへの寄与はリートと債券のリターンが非常に大きいことが見て取れます。リートと債券の値上がりから超低金利の恩恵を存分に得た内容だと感じました。

同期間内の各資産の推移をチェック

次に同期間(2018/10/4~2019/11/29)の各資産の値動きをチェックしてきます。

確認する各種データがこれでいいのか確信が持てていませんが、トータルリターンは近い数値が出たので大きく外してはないかと思います。

ファンド組入内容終値期間内リターン
資産資産の内訳組入比率2018/10/42019/11/29増減割合組入比率調整
株式日本株式先物19.7%23920.023290.0-2.63%-0.52%
海外先進国株式19.6%10454.88
※10/5の数値
11535.5910.34%2.03%
海外新興国株式19.5%2,230.68
※10/5の数値
2,391.177.19%1.40%
不動産投信日本リート19.4%1,750.37
※10/5の数値
2219.7426.82%5.20%
海外先進国リート19.8%249.82286.4814.67%2.91%
債券日本国債先物39.7%149.96153.162.13%0.85%
米国国債先物39.0%117.86129.359.75%3.80%
ドイツ国債先物39.0%158.04171.048.23%3.21%
イギリス国債先物38.9%120.18131.839.69%3.77%
豪州国債先物
※1仮データ
39.2%100114.2314.23%5.58%
期間内リターン 組入比率調整 合計28.21%

上の表が見づらい場合は、下の画像をクリックすると拡大表示できます。

各種データの出典:
日本株式先物 …「日経225先物 先物インタラクティブチャート」 – Investing.com
海外先進国株式 …「MSCI コクサイ」 – Morningstar Japan
海外新興国株式 …「MSCI エマージング」 – Morningstar Japan
日本リート …「東証REIT指数」 – Morningstar Japan
海外先進国リート …「iシェアーズ 先進国リートインデックス・ファンド」 – ブラックロック・ジャパン
日本国債先物 …「日本国債先物取引 – 3月 2020 (JGBH0)」 – Investing.com
米国国債先物 …「米10年国債先物取引 – 3月 2020 (TYH0)」 – Investing.com
ドイツ国債先物 …「ユーロ Bund先物取引 – 3月 2020 (FGBLH0)」 – Investing.com
イギリス国債先物 …「イギリス Gilt先物取引 – 3月 2020 (FLGH0)」 – Investing.com
豪州国債先物 … ※1 豪州国債先物についてはデータを見つけることができなかったので、
実際のファンドと同程度のリターンになるように数値を設定した仮のデータとなります。

まとめ

正直思ったのが「この1年ちょっとはだいたい何買っても10%前後のリターンを得られたボーナス相場だったんだな」ってことですね。

そのなかで日本株式先物や日本国債先物はリターンがほとんどなく、一方でJリートは最高のリターンを叩き出しています。同じ国なのに上昇資産が変わってくるあたり、分散投資はしていきたいですね。

しかし気になるのが債券です。各国の10年国債の利回りは、アメリカ国債、イギリス国債、オーストラリア国債はまだ0%から距離がありますが、 日本国債やドイツ国債はマイナス圏なので、今後どこまで高いリターンを出し続けるのか?という点は注目したいところです。

ボーナス相場は果たしていつまで続くのか?今後も要チェック

記事の正確性は保証できません。個人の1人の意見程度に留めてほしいです。

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