ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)が運用している
イノベーションに関わる5つのテーマ型ETFが、2020年11月6日に1つに統合されます。
【GDAT】GS データイノベーションETF
サブテーマ:AI、IoT、データインフラ、ビッグデータ、サイバーセキュリティー
【GFIN】GS 金融イノベーションETF
サブテーマ:フィンテック、資産運用改革、ブロックチェーン
【GDNA】GS ヘルスケアイノベーションETF
サブテーマ:高精度医療、ゲノミクス、長寿命化、ロボット支援手術、デジタルヘルスケア
【GMAN】GS 製造イノベーションETF
サブテーマ:ロボティクス、3Dプリンティング、未来型モビリティ、ドローン、クリーンエネルギー
【GBUY】GS 消費イノベーションETF
サブテーマ:Eコマース、ソーシャルメディア、モノより体験、教育の進化、オンラインゲーム、オンライン音楽/動画、健康関連消費
信託報酬:0.50%
組入銘柄:120社前後
対象国:グローバル
様々な国の企業が採用されているため若干信託報酬は高めです。
とはいえ、グローバルETFとしては標準的な水準です。
組入銘柄は下限0.1%~上限5%の範囲で構成されているため、
1つの企業への偏りが少ないのも特徴に上がると思います。
※例えばGDAT vs IXNを比較すると、IXNはアップルとマイクロソフトで35%近くを占めますが、
GDATは上位10銘柄を足し合わせても30.90%です。
そして何より、これらのテーマは将来性が期待できます。
その分株価は過熱もしていますが。
なぜ統合するのかは、推測ですが1日の出来高が少ないからだと思われます。
平均で1000~5000しかないので。
「正直全部欲しい」と考えている身としては統合してくれた方が楽なので嬉しいです。
米国株は、以前は高配当ETFのVYMを中心に購入していましたが、
長く続く低金利とコロナで高配当銘柄の多いセクター(金融やエネルギー)が苦しいので売却しました。
現在は人が肉体で生きる限り成長し続けるであろうヘルスケア(VHT)と、
発展の中心にある情報技術(VGT)を中心にポートをフォリオを組み直しています。
配当金はほとんどなくなりますが、弱いセクターを除くことでS&P500を超えるリターンを期待できます。
※その他、少しクリーンエネルギーも買ってます。こちらもバブリ~。
ヘルスケアは医薬品やバイオテクノロジー、健康促進に関係するものです。
情報技術はソフトハードウェア、半導体、通信機器などです。
バックテストではヘルスケアセクターと情報技術セクターのどちらかを持っていればハズレません。
事業内容が今後も社会の中心にあると思うので、未来もハズレないと考えています。
これらのアクセントとして「GSイノベーションETF」を組み合わせると面白そうだなと思い、統合を待ちつつ記事にしました。
ポートフォリオのまずは10%、様子をみつつ20%まで組み入れるつもりです。
これもIT8割、ヘルスケア2割って感じですしね。
5つのETFは楽天証券で取り扱われているので、統合後も取り扱われると思います。
ETFの統合の詳細は「Goldman Sachs Asset Management Announces Reorganization of its Five Thematic ETFs」をお読みください(英語)。
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