Intel 第11世代用のマザーボード(500シリーズ)で、M.2スロットの説明は次のようになっています。
Total supports 3 x M.2 slots and 6 x SATA 6Gb/s ports
Intel®11th Gen Processors
M.2_1 slot (Key M), type 2242/2260/2280/22110
– Only Intel® 11th Core™ processors support PCIe 4.0 x4 mode, this slot will be disabled for other CPUs
Intel® Z590 Chipset
M.2_2 slot (Key M), type 2242/2260/2280/22110 (supports PCIe 3.0 x4 & SATA modes)***
M.2_3 slot (Key M), type 2242/2260/22110 (supports PCIe 3.0 x4 & SATA modes)****
例:ASUS PRIME Z590-A
簡単にまとめると、
M.2_1スロット Intel 第11世代CPUのみPCIe 4.0×4をサポート。それ以外(第10世代)では利用不可。
M.2_2スロット PCIe 3.0 x4およびSATAモードをサポート
M.2_3スロット PCIe 3.0 x4およびSATAモードをサポート
となります。
で、これまで誤解していたのが
CPUにIntel 第11世代を装着していたとき、M.2_1スロットはPCIe 4.0のNVMe SSDしか使用できない
という思い込み。
説明文をそのまま受け取るとそう読み取れてしまいます(言い訳)
詳しい方なら知っているでしょうが、
PCIeスロットは下位互換があるためPCIe4.0のスロットでPCIe3.0の製品も使用できます。
ということは、第11世代CPUを装着時、M.2_1スロットでPCIe 3.0のNVMe SSDも使えるということです。
ASRock系のマザーボードのマニュアルにはM2_1スロットのモジュールサポート一覧としてPCIe2.0、PCIe3.0のNVMe SSDが掲載されているので使えるんだなということがわかります。
>Z590 Steel Legend マニュアルダウンロード
M2_1スロットの仕様として、第10世代CPUを500シリーズのM/Bに搭載するとM2_1スロットが無効になってしまう原因と、それを克服した対応製品をMSIがブログで公開していました。
>第10世代Intel CoreプロセッサーとB560マザーボードを使用したとき、M.2 スロットの1つが使えない問題をチェックしていきましょう!(MSI Blog)
なるほどなるほど、そう言いう理由なのね。
ただ新しいM/Bにあえて古いCPUを載せることはないと思うけども。
今年発売予定のIntel 第12世代CPUではPCIe 5.0やDDR5メモリーに対応しているようなので、更に仕様が複雑になります。
今のPCはグラボ以外変えるつもりがなくて1年間情報集めをサボっていたツケがこれでした。
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