【楽天証券】米国株投資環境の変化を追ってみた

楽天証券にて、2020年1月6日より米国上場ETFのうち9銘柄の買付手数料が無料化されました。
私自身は楽天証券の利用者で、ここ数年で一気に米国株式投資が容易になったなと思い、バックナンバーを探りどのような変化があったのか見ていきたいと思います。

※取り扱い株式の追加などの細かい調整は省略しています。

2013年 単元株が10→1株、円から購入可能に

【米国株式】 1株から購入できるようになります 2013/11/20

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20131120-03.html

【米国株式】 日本円からの直接売買が可能になります 2013/11/20

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20131120-02.html

以前は購入時は10株単位で購入する必要があったようです。
また、日本円から直接購入できず、一度米ドルに転換してから購入する必要があったようです。

2017年 取引手数料が大幅引き下げ

米国株式・ETFの取引手数料が大幅に引き下げ!業界最低水準へ!

旧手数料(税抜)2017年9月22日の現地約定分まで
1,000株まで、25米ドル。1,000株を超えた分は、1株米に2セント追加。
 ↓
新手数料(税抜)2017年9月25日の現地約定分から
約定代金の0.45%。
下限5ドル、上限20ドル。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20170901-01.html

2016年にSBI証券が手数料を引き下げてから遅れること1年、楽天証券も追随する形で手数料の引き下げを行いました。

出典:外国株式取引口座100万口座達成記念!! 【業界最低水準】米国株式手数料大幅引き下げのお知らせ ~7月11日(月)よりキャンペーンにて先行開始!~ – SBI証券

それ以前は、2013年にマネックス証券が「約定代金の0.4725%、最低手数料5.25米ドル、最大手数料21米ドル」にしていたりと、有名なネット証券の中でも圧倒的に強かった印象があります。近年は証券会社の米国株式投資環境への競争が激化することによって、利用者にとって便利な環境が整ってきたと感じます。

出典:第1回 米国株に投資していないなんてもったいない! 【短期集中連載 ビックリ!アメリカ株】 – マネックス証券

2020年 米国ETF9銘柄の買付手数料が無料に

【更新】国内ETF101銘柄の取引手数料が完全無料!さらに、米国ETF9銘柄の買付手数料も完全無料!  2019年12月24日更新

2020年1月6日(月)の現地約定分より、米国に上場するETF投資を応援するため、買付手数料を無料化いたします。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20191213-06.html

そして2020年1月、有名な【VT】【VOO】【SPY】【VTI】を含む9銘柄の買付手数料が無料となりました。ただし売却手数料は通常通りかかるとのことです。

各ETFの簡単な説明
VT】…約47ヵ国の約8,000銘柄に投資するETF
VOO】【SPY】…有名企業が名を連ねる、米国の大型株500社で構成されるS&P 500指数連動ETF
VTI】…米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%(3561社 2019/11/30現在)に投資するETF
※ティッカーをクリックすると各社が掲載するETFの商品説明ページを開けます。

ではETFの買付手数料が無償になることで、投資信託よりも優位になったかというとそうでもなく、期待されるリターンはほとんど同じようです。以下のサイトで詳しく解説されています。

【投資信託とETFどっちがお得?】「SBIバンガードS&P500」と「VOO」の比較シミュレーション – これおか
国内インデックスファンド vs. 海外ETF(米国籍ETF) お得なのはどちら? – しんたろうのお金のはなし

投資信託は税金の繰延効果が大きいですが、それ以上に定期的に一定金額を積立投資できることが便利だと思います。例えば毎月つみたてNISAで33333円投資するとか。20年間毎年40万円を入金し続けたら相当大きな金額になりますね。(入金力を維持できるかな?)

ETFは、複数の銘柄にも投資をする人に向いているのかなと考えます。
例えば債券やリートETFを組み合わせて米国株でポートフォリオを組んで、分配金を安い方の買付に利用したり、個別株も買いたいといった感じ。リートは「【RWR】SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF」が買付手数料無料に含まれていますね。

1つ残念なのは、今回の買付手数料無償化には債券ETFが含まれていませんでした。「【BND】バンガード・米国トータル債券市場ETF」あたりが対象になると、【VTI】【BND】【RWR】で「U・S・A!」ができるのではないでしょうか(笑)アメリカ一辺倒はどうなのかというのは置いておくとして。

あとがき

米国への投資の環境は、各社の競争によって年々便利になってきています。一方で投資信託も信託報酬の値下げ競争が進み、どんどん投資効率が良くなっています。それぞれの特徴を理解した上で活用したいですね。

この米国株式ETF無料化の流れは楽天証券だけでなく、SBI証券やマネックス証券でも起こっているので、ネット証券業界全体にそういう流れが来ています。

今後も、利用している楽天証券の利便性の向上を期待したいと思います。

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