RTX3080のレビューが解禁された(どころか本日発売)ということで、
レビュー記事を読んだ感想をまとめたいと思います。
レビューのレビューみたいな感じになってしまいました。
RTX3080はあらゆる面でRTX2080Tiより向上している
■参考記事
Nvidia GeForce RTX 3080 Review(TECHSPOT)
英語の記事ですが、
・「各種ゲームのWQHD・4Kゲームベンチマーク」と「RTX2080 Tiとの比較」
・「消費電力」と「ワットパフォーマンス」
・「1fpsあたりのコスト」
といった皆が気になる情報を網羅しているのでおススメです。
その分情報量が凄まじく多いので「この辺見るといいよ」って部分をかいつまんで見ていきます。
ゲームベンチマーク・vs RTX2080 Ti
14のゲームを検証されています。
1つ1つ見ていくと長いので、14のゲームの平均値を見ていくと楽です。
先のサイトを開いて、ページ内を「Performance Summary」で検索すると飛べます。
※ページ内検索は、一般的に「Ctrl + Fキー」を押すとブラウザの上の方に検索キーワード入力欄が表示されるので、「Performance Summary」をコピペしてください。
すると、様々なビデオカードのベンチマークが掲載されたグラフが表示されます。
RTX2080 Tiと比較して、およそ20~30%のパフォーマンスアップ
と言った感じのようです。
また、前世代のRTX2080と比較すると、前評判通り+50%の性能アップを果たしています。
1世代で伸びるパフォーマンスとしてはヤバイくらい伸びてます(従来はだいたい+20~30%くらいの認識)。
14ゲームの4K解像度の平均fpsが108ですから、RTX3080は4Kゲーミングの為に誕生したビデオカードといって過言ではないでしょう。
WQHDでは171fpsも出るため144Hzモニターとの相性もバッチリですね。正直欲しい。
消費電力・ワットパフォーマンス
次は「消費電力・ワットパフォーマンス」です。
「Power Consumption」で検索してください。ゲームベンチマークのすぐ下でもあります。
まず目につくのは圧倒的な消費電力です。システム全体で500W超えてます。
ビデオカードに限定しても約330Wです。
750W電源が推奨されるわけですね。
一見、電力マシマシしてパフォーマンスを引き上げた様にに見えますが、
「fps÷消費電力」で算出された
「1ワットあたりのパフォーマンス(fps)」では最も性能が良い
結果を残しています。
+10%に満たないですが、一応ワッパは向上しています。
微妙すぎるので文字ちっちゃめ。
ところで、RTX20シリーズって上位モデルの方がワッパ高いんですね。
「RTX2080Ti>2070>2060」の順に下がっています。2080は悪化してますが、傾向として。
上位モデルは良い物が使われる証なんでしょうか。
1fpsあたりのコスト
最後に1fpsあたりのコストが掲載されています。
「Cost Per Frame」で検索してください。
このグラフは「MSRP(メーカー希望小売価格)÷fps」で計算された値だと思われます。
1fpsあたりの価格ですね。
青い棒が「1fpsあたりの価格」、下の灰色の棒が「fps」のようです。
WQHDでは、なんとRadeon RX5700シリーズが最も安価だと表されています。
3番目にRTX3080が来るのでコスパは高いです。
4Kでは堂々の1位。
4Kで実用的なのはRTX2080 TiとRTX3080の実質二択ですから、
1fpsあたりの価格がRTX2080Tiの半額以下に下がっていて非常に美味しい。
おまけのレイトレーシング
RTX20シリーズはレイトレーシングを使用すると大幅にfpsが下がっていました。
これはRTX3080でも変わらないようです。
ただ、レイトレーシング・オンによってRTX2080 Tiでは51%まで下がっていたところが、
RTX3080では59%で済むようになったため、多少改善していますね。
有り余るパワーでレイトレーシングを楽しもう
というわけで、WQHDで高fpsを目指す人や、4Kゲーミングをしたい人には現状最高のRTX3080。
700ドル🤢(国内では税込10万円前後)の価値があるかどうかは、あなた次第です🙄👉
Power Limitを利用して消費電力を抑えるとワッパ向上するらしい
実際に自分で使うとしたら、Power Limit(消費電力の上限)を80~90%程度に設定して使用すると思いますね。
ビデオカードだけで消費電力330Wは負荷が大きい…。
GeForce RTX 3080 FE im Test: Effizienz, PCIe 4.0 vs. 3.0, FE-Kühler, Fortnite RTX und Async DLSS 6/7(Computer Base)
上記の記事によりますと、RTX3080を定格の320Wから270Wに抑えることで、
パフォーマンスを4.2%犠牲にしながら270W消費電力を減らせるとのことです。
また、ワットパフォーマンスが12%向上するメリットもあるそうです。
これはデカい!
ちなみに270Wは、320Wの84%です。
消費電力の制限(Power Limit)は、「MSI Afterburner」というソフトウェアで簡単に設定できます。
MSI製のビデオカードでなくても利用できたはず。
次の画像の通りに操作すれば反映されます。
Power Limitを上げると怖いですが、下げる分には特に問題ないハズ。
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