【米国株】割高な中でまだ買えそうなセクターは金融・エネルギー・ヘルスケア?(2021年3月)

前回の記事で「ポジション減らして損失に耐える」と書いたものの、

結局相当な量を狼狽売りをしてしまい、ポジションを大きく縮小してしまいました。

円安で利益上乗せもあって一応利益は出たけれども、ピーク時からだいぶ減っている上、

こういう数ヶ月スパンでの投資がしたかったわけではないのでモヤモヤが残ります。

 

ただ、2020年の年末頃から「S&P500はドットコムバブル以来の加熱相場」と言われていましたから、

「長期金利上昇をきっかけに、いよいよ大幅調整局面という来たるべき時が来た」と予想しています。

 

そんなわけで狼狽売りによって買付余力ができたのでなにか買えるものがないか探してみました。

 

 

PER・予想PERから買い向かえるETFを探してみる

STATE STREETのETF Finder」では各ETFに現在の「株価収益率(PER)」と「予想株価収益率(PER)」が掲載されており、頻繁に更新されているようです。

 

ティッカーPER予想PERETFの内容
SPY27.9921.53S&P500
DIA23.2020.28ダウ平均
SPYG35.1327.51グロース
SPYV22.3417.47バリュー
SPDW18.6817.07先進国(除く米国)
SPEM18.7816.49新興国
XLK33.4226.06情報技術
XLY38.3529.30一般消費財
XLV26.0915.65ヘルスケア
XLE78.2023.60エネルギー
XLF17.8015.10金融
STATE STREET ETF Finderより(2021/3/4 時点の情報)

 

PERはコロナ禍での過去の実績で、予想PERはこれからの利益予想から算出されたものですから大幅に改善されています。

ただS&P500は6%ほど下落したものの依然割高で、グロースはもちろんバリューもいうほどバリューではないという印象を受けました。

米国を除いた先進国や新興国は適正水準って感じでしょうか。

 

これらの中でまだ魅力のある「金融」「エネルギー」「ヘルスケア」について述べていきます。

なお、他のセクターETFは予想PERを見て高いなぁと感じたので除外しています。

 

 

金融セクターETF

XLF(金融)」は予想PER15.10倍と割と買っても良いと思える水準にあると思います。

配当利回りも1.81%あり、過去の実績を検索してみるとおよそ1.8%前後(±0.3%)で推移しているようなので、適当な水準だと思います。

長期金利上昇局では金融ETFも上がりやすいです。

XLFと米国10年利回りの比較チャート

 

 

エネルギーセクターETF

XLE(エネルギー)」は予想PER23.60倍と割高ではあるものの、

アメリカではフラッキングでの採掘を規制しようとする動きがあったり、

OPECプラスが協調減産を続けるとの話があり、原油価格の値上がりが期待されます。

原油価格とエネルギー株価は連動しやすいので株価上昇が期待出来ると思います。

実需の回復もこれからです。

原油価格は既にコロナ前より高くなっていますが、株価はまだ上昇余地があると思います。

配当利回りは4.18%と、過去の3%台と比べてまだ高めです。

XLEとWTI原油先物価格の比較チャート

 

 

ヘルスケアセクターETF

「XLV(ヘルスケア)」はPER26.09倍と直近の収益では割高ですが、予想PERは15.65倍と魅力的なラインを見込んでいるそうです。

あまりの大回復に疑いたくなるところではありますが、株価がコロナ前と比べて大きく上がっていないことや、

コロナで発生していた通院控えが解消されれば利益が戻ると考えると不思議なことではないのかもしれません。

ちなみに株価は2020年1月から現在まででSPYが約+18%上昇したのに対し、XLVは約+10.6%程度です。

配当利回りも1.53%と、過去の1.6%前後と比べると妥当なラインだと思えます。増配もあるでしょう。

 

 

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ハイテクを再び買い増すタイミング

ハイテク系のETFを再び買い戻すタイミングはどれくらいが妥当なのか考えてみました。

バブルではない適当なPER(おそらく実績の方)を検索すると、XLK24倍、QQQ24-27倍くらいのようです。

XLKの現在のPERは33.42倍、予想PERは26.06倍。

QQQの現在のPERは不明、予想PERは27.5倍。

もう10%ほど下がってくれると1年後の適正水準に落ち着くかなという感じがします。

下がっても10~20%くらいだと思いますから、先週を耐えたなら信じてガチホでも良いかもしれません。

 

QQQ270、待ってます。出来れば250で。

 

 

さいごに

少し前まで「ハイテク・一般消費財・ヘルスケアが至高!金融とエネルギーは不要!!」と声高に叫んでいたのに、今では金融・エネルギー・ヘルスケアしか買えそうにありません。

金融やヘルスケアは予想PERや配当利回りから見たバリエーションは妥当な水準ですが、

エネルギー株は配当利回りから見るとまだ割安に映ります(減配もあるかもしれませんが)。

 

実は持っていたヘルスケアETF(VHT)もハイテクや一般消費財と同様にほとんど売ってしまいました。

今になって悪くないと気づいたので買い戻すことにします(売買手数料で1%がもったいないことに)。

そしてひっそりとエネルギーと金融を少し買い増しています。

 

バンガードはETFの予想PERが載ってないので全然気づかなかったのですが、ステート・ストリートでは掲載されてるんですね。

今後はこちらを参考にしていこうと思います。

(でも買うのは中小型株までカバーしているバンガードです)

 

  

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