【米国株】レバレッジETF【SPXL】【TMF】を活用したポートフォリオ

3倍のレバレッジを効かせたETF【SPXL】と【TMF】を用いてポートフォリオを構築した場合のバックテストを元に、それらを活用したポートフォリオ案を書いていきます。

 

【SPXL】と【TMF】とは?

・【SPXL】Daily S&P 500 Bull 3X Shares

 米国の指数S&P500に3倍の値動きをさせるレバレッジを効かせたETF。

・【TMF】Daily 20+ Year Treasury Bull 3X Shares

 米国の20年超の国債に3倍の値動きをさせるレバレッジを効かせたETF。

 

なぜ株式と債券を組み合わせるのか?

スタンダードなアセットアロケーションとして、株式30~70%、債券30~70%をリスク許容度に合わせて組み合わせるというものがあります。

株式がクラッシュするとき債券が値上がりしやすい特性を利用して、値上がりした債券を売却して暴落した株式を購入してリバランスを行うという手法が一般的といわれています。

リバランスをすることによって、高くなった資産を売り、安くなった資産を買うという行為を機械的に購入できるようになります。

これをレバレッジETFで利用して株式60%:債券40%としたときのバックテストが良好でした。

【SPXL】単体ではコロナショック程度でも-60%の下落になりますが、【TMV】と組み合わせることで-18%程度で済みます。

 

 

バックテスト結果

バックテストの条件

期間:2009年12月末~2021年3月末まで

リバランス頻度:4半期に1回

初期投資金額10000ドル、配当再投資あり、追加の投資はなし

配当やリバランス時の税金は考慮されていない

 

ETF単体とSPXL60%:TMF40%のリターン

・画像のグラフ 青 SPXL単体、赤 TMF単体、黃 SPXL60%:TMF40%

・年平均リターン:【SPXL単体】31.16%、【TMF単体】11.00%、【SPXL60%:TMF40%】34.13%

【SPXL60%:TMF40%】10,000ドル → 262,038ドル(26倍)

 

ETFを組み合わせても日々の値動きは荒いですが、【SPXL単体】より安定してかつリターンが高まっています。

そして資産が26倍とかヤバいです。

100万円(1万ドル)が2600万円になる可能性があると考えると試したくなります。

 

 

SPY60%:TLT40%のレバレッジ3倍、レバレッジ2倍、レバレッジ1倍を比較してみる

・画像のグラフ

  青【レバレッジ3倍】SPXL 60%:TMF 40%

  赤【疑似レバレッジ2倍】SPY2倍 60%:TLT2倍 40%

  黃【レバレッジ1倍】SPY 60%:TLT 40%

 ※疑似SPY2倍、TLT2倍とは … SPXL 30%、SPY 30%、TMF 20%、TLT 20%を組み合わせることで、ポートフォリオ全体で見ると株式と債券のレバレッジが2倍になります。

・年平均リターン:【レバレッジ3倍】34.13%、【疑似レバレッジ2倍】23.01%、【レバレッジ1倍】12.09%

・最大下落幅:【レバレッジ3倍】-20.36%、【疑似レバレッジ2倍】-13.73%、【レバレッジ1倍】-6.96%

 

レバレッジがかかったポートフォリオは1倍と比較してきっちり2倍3倍のリターンになっていませんが、おおよそ2,3倍です。

レバレッジ1倍だと物足りないけど3倍だと怖い場合は疑似2倍ポートフォリオも良さそうです。

ただし4つのETFを利用するためリバランスに手間と費用がかかります。

 

 

ゴールドを10%加える

・画像のグラフ

  青 SPXL 60%:TMF 40%

  赤 SPXL 45%:TMF 30%:GLD 25%(株式54%:債券36%:ゴールド10%)

  黃 SPY 54%:TLT 36%:GLD 10%(株式54%:債券36%:ゴールド10%)

  ※()内はレバレッジを1倍に換算した場合の資産の組入割合

・年平均リターン:

 【SPXL 60%:TMF 40%】34.13%

 【SPXL 45%:TMF 30%:GLD 25%】26.48%

 【SPY 54%:TLT 36%:GLD 10%】11.33%

 

ゴールドは株式ほどリターンが高くないため一見加える意味がなさそうですが、株式や債券と相関係数が低いです。

ただ長期金利に連動しやすく、今のように長期金利が上昇して債券安の局面ではゴールドも下落しているいので、やや債券寄りの商品だと思っています。

また3資産に分散しても2018年のように株式、債券、ゴールドがすべて下落することもあります。

 

 

どの案を採用するか?

上記で紹介してないのも含めて色々考えてみましたが、

ここは強気にリターンを求めて【SPXL 60%:TMF 40%】かなと考えています。

 

そのかわり投入する資金は全体の一部分。

成功したらラッキー、失敗しても痛手にはならない範囲。

10年で10倍20倍が狙えるこのポートフォリオで勝負です。

ただこの10年間でS&P500は3倍になりましたが、この先の10年間は2倍程度と予想すると20倍はなさそうな気がしますね。

 

いつ買い始めるのかを考えると、平均リターンでは6月が弱く7月が強い傾向にあるみたいなので、

6月末まで時間をかけて大きく下落したら購入していく感じで考えています。

本当であればS&P500の予想PERが20倍を下回るまで待ちたいところですが切る日が来るのかどうか…。

 

それと記事を書く前に検索したら同様の案を書いている方が複数いらっしゃいました。

早い方は2014年にはこの案にたどり着いていた様子。

もし実行されていたら今頃凄まじい利益を上げてるでしょうね。

 

ETFが償還されるリスク、レバレッジ規制で3倍が使えなくなるリスク、

1980年代のような株式の低リターンと債券の暴落が起こらないことを祈ります。

 

 

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