バンガードETFには、全世界の高配当株式に投資する
「FTSE All-World High Dividend Yield UCITS ETF (VHYL)」
(FTSE全世界高配当利回りUCITS ETF)というものがあります。
日本からは投資できませんが、こういうものを発見したのでチェックしました。
VHYLのファンド内容
Objective
The Fund seeks to track the performance of the index, a free float adjusted market-capitalisation-weighted index of common stocks of companies, excluding real estate trusts, in developed and emerging markets that pay dividends that are generally higher than average.
Google翻訳「ファンドは、一般的に平均よりも高い配当を支払う先進国市場と新興市場における、不動産信託を除く企業の普通株式の浮動株調整済み市場資本加重指数である指数のパフォーマンスを追跡しようとしています。」
株価・分配金等(2020年2月16日)
世界の高配当株式に分散しているため、銘柄数が多いです。
バンガードETFの中では経費率がやや高め(VT 0.090%)。
株価(GBP) | 44.18 |
分配金(USD) | 1.87858 |
分配利回り | 3.34% |
経費率 | 0.29% |
組入銘柄数 | 1,619 |
■分配金、分配利回り、ドル建て株価の推移
年 | 年間分配金(USD) | 年末分配利回り(※1) | 年末NAV(USD) |
2019 | 1.8786 | 3.22% | $58.29 |
2018 | 1.8810 | 3.78% | $49.74 |
2017 | 1.7332 | 2.98% | $58.22 |
2016 | 1.5998 | 3.17% | $50.47 |
2015 | 1.5757 | 3.34% | $47.15 |
2014 | 1.9766 | 3.85% | $51.33 |
※1 年末分配利回り=(年間分配金)/(年末NAV)
■2014年を1とした場合の分配金の推移(VHYL、VT、VYM)との比較(2014~2019年)
VHYLは分配利回りはまずまずの水準を維持していますが、その後あまり分配金が伸びていません。
※VTは全世界の株式に投資するETF、VYMは米国の高配当株式に投資するETF
市場別構成比率(2020年1月31日)
先進国だけでなく新興国(中国など)も投資対象です。
47カ国約8000銘柄に投資する【VT】と比べるとアメリカの割合が少なめです。
配当リターン・累積リターン
配当リターンと累積リターンは以下の通りです。
米国の高配当株式約400社に投資する【VYM】と比較すると、
インカムリターン(配当金)は若干高めですが、
値上がり益を含めた累積リターン(トータルリターン)は半分くらいとなっています。
出典:FTSE All-World High Dividend Yield UCITS ETF (VHYL)(Vanguard Asset Management)
情報の正確性は保証できません。一個人の考察程度に留めてください。
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